あなたは普段読書をしているでしょうか。
よくお金持ちには読書好きな人が多いという話を聞きますよね。
私も読書は好きな方で、週に1冊は読書をするように心がけています。
しかし、日本人の約半数が月に1冊も本を読まないという統計もあり、それに対してお金持ちの人は年収300万円の普通のサラリーマンの約38倍も読書しているという統計もあるほどです。
こうしたデータを見ても、やはりお金持ちの人は圧倒的に読書量が多い傾向にあることがわかりますよね。
ではなぜお金持ちの人は読書する傾向にあるのか、気になりませんか?
お金持ちの人ほど読書をする理由や、読書のメリットなどについて解説したいと思います。
お金持ちは読書で情報を手に入れる
読書といっても、小説や漫画などを読みふけっているわけではもちろんありません。
ビジネス書や自己啓発本、情報誌や新聞などを読むことによって、最新の情報を手に入れそれを自分の仕事に生かそうと考えます。
世の中というものは常に変化しています。
流行や時代の流れや変化についていけなければ取り残されるだけです。
常に成功し続けるためには情報に敏感であり、誰よりも行動力を持って先手を打つことが重要なのです。
現代は情報社会なので、情報を手に入れた人が勝ち組みです。
情報弱者という言葉もあるとおり、情報を持っているということは力になり、自分の資産にもなります。
そう考えると読書をしている人としていない人に差がつくのは明白ですよね。
失敗談を参考にする
お金持ちの人は、読書で成功する方法を学ぶのも大切ですが、失敗談を参考にすることを大切にします。
失敗から学ぶということを読書を通じて実践しているのです。
誰も最初から成功し続けている人はいませんよね。
成功者の自伝などを読んでみると、その人がどういう行動をして、失敗し、そして乗り越えたかが書いてあるでしょう。
そういったことを参考にして、自分のビジネスに生かし、どうすれば成功し失敗を回避できるかを常に考えているものです。
読書を通じて思考力を磨く
読書というものはただ読むだけの受身なものではありません。
自分で内容を噛み砕いて考えることが大切です。
書いてあることをそのまま鵜呑みにするのではなく、自分にはどう当てはまるのか、自分のビジネスや日常にどう生かせるのかを考えながら読むことです。
そうすることで自分の視野が広がり新たな発見があったり、発想力や創造力、洞察力など色んな力が身についていきます。
読書をしない人は普段あまりこういうことを考える機会というのはないのではないでしょうか。
読書をすることでこういった力が鍛えられ、読書し続けることで読書しない人との差がどんどんついていくことでしょう。
読書をすることで自分の引き出しが増える
読書をするということは、成功者たちからの知恵を簡単に手に入れることができます。
たくさんの読書をすることで、自分の中の引き出しがたくさん増え、知識や知恵がどんどん身につきます。
本というものは、その著者が成功するまでの経験の集大成でもあります。
そういった道のりを読書することで自分は一瞬にして疑似体験し身につけることが可能なのです。
自分が失敗や試行錯誤を繰り返さなくても知識が得られるので大変便利なものです。
自分では一生かかっても思いつかないようなアイディアやテクニックなども、読書することで簡単に手に入れることが最大のメリットと言ってもいいかもしれませんね。
読書によって知識や知恵をたくさん手に入れることができれば、自分が行き詰った時の道しるべになったり、打開策を見出すこともできるかもしれません。
読書することで、成功するためには成功者から学ぶ、ということを実践することができるのです。
まとめ
お金持ちの人は大量に読書することで、こういったメリットを常に享受することができています。
読書するのが好きなお金持ちの人は、1日の中で読書する時間をわざわざ確保している人も多いです。
また、冒頭で述べたように、本を全く読まない人が半数近くいる中で、読書をするだけで2人に1人は優位に立つことができます。
読書量をもっと増やせばそれだけ自分が他の人とどんどん差をつけることができるのです。
読書をすれば成功するとは限りませんが、成功している人に読書家が多いのもまた事実です。
これまであまり読書をしたことがなかった人は読書する習慣を身につけてみてはいかかでしょうか。