読書しても身につかない人必見!読んだら忘れない効率的な読書法とは?

起業して成功するための勉強として読書をしようと思っている方も多いと思います。

しかし自分の作業で忙しかったりして時間があまり取れなかったり、なかなか読書できていない方もいるのではないでしょうか。

また、本を読むのが遅い、読んでもなかなか内容を覚えられず知識として身につかないといった悩みを抱えている人も多いでしょう。

人間はせっかく頭に入れた知識でもすぐに忘れてしまう生き物です。

そのため読書はただ闇雲に読んでいても、読み終えた頃には内容を忘れてしまっているということが起こりやすいのです。

そうならないためには効率的な読書方法というポイントがあるので紹介します。

効率的な読書と速読は違う

効率的な読書をすると聞いて、速読ができたらと思う方もいると思います。

確かに速読をマスターすれば1日に何冊も本を読めるし、時間があまり取れなくてもさらっと1冊くらい読めてしまうので時間効率的にはいいと言えるかもしれません。

しかし、速読は効率のいい読書であるとは一概には言えません。

読書の本質は本の内容をしっかりと覚えて身につけることなので、効率のいい読書とは内容を忘れないことだと私は考えています。

速読できる上に内容も忘れずにしっかり頭に入れることができれば一番いいのですが簡単に実践できるものではないでしょう。

では効率のいい読書をするにはどうすればいいのでしょうか。

  1. まず目次から読む

読書をする時にいきなり最初から丁寧に読み始めるのはあまり効率的ではありません。

まず目次から見てみることによって、その本にどんなことが書かれているのか、どういう流れで書かれているのかといった全体像が把握できます。

また、目次や見出しのタイトルにはその章ごとの大事なポイントなどが組み込まれていることが多いです。

目次を最初に読むことによって本の内容がざっくりと予備知識として入り、いざ本文を読むときに頭に入りやすくなります。

何も知らない状態で本を読むよりも効率がよくなるので、必ず最初に目次に目を通す習慣をつけましょう。

  1. 本を読む目的を決める

目次を読んだら簡単な内容や要点などが把握できると思います。

その上で本文を読み始める前にやっておきたいのが、目的を決めるということです。

自分はこの本を読んでどんな知識を手に入れたいのか、何のためにこの本を読むのかということを決めておきます。

本というものは何か知識を得るために読むものだと思いますが、本文すべてが重要なことが書かれているわけではありません。

そういう細かいところまで時間をかけて読んでしまうと読みきるまでにものすごく時間がかかってしまいます。

大事だと思う箇所、見出しの内容が含まれている部分などは重点的に読み、その他の部分や自分にとってあまり重要だと思わない部分は軽く読むくらいでちょうどいいのです。

  1. 最初は流し読みをする

最初から全部頭に入れるつもりで集中して本を読むのはおすすめしません。

まずは最初に速読するかのように軽く流し読みをして内容を捉えたほうが効率がいいです。

読書は一度読んだだけでは内容もほとんど覚えられないし頭に入らないので、その本の内容をしっかり頭に入れたければ何度も繰り返し読むことが大事です。

そのため、1度目は流し読みして大事な部分に印をつけたり付箋を貼るなどしてから、2度目以降で精読をすると、上手く内容も覚えられるでしょう。

  1. 読んだ内容をメモする

2度目以降の精読の際、内容を覚えるためにメモを取るというのも効果的です。

1度目の流し読みのときに自分で大事だと思うところに目印をつけていれば、そこを重点的に読み、メモを取ると内容を忘れてしまうことを防ぐことができます。

メモを取ることでアウトプットになるので効率がいいのです。

読書に限らず勉強する上で大事なのが、インプットしたら必ずアウトプットするということです。

インプットして得た知識をアウトプットすることで知識を脳に定着させることができます。

メモを取るというのはアウトプットの手段の一つなので、メモを取る以外にも、目印を付けたところを繰り返し読む、声に出して読む、内容を思い出すなどの方法も効果的だと言えるでしょう。

まとめ

本を読むことの目的は知識を得てそれをビジネスや普段の生活に応用させることです。

知識を得ただけでは読書する前と何も変わりません。

読書で得た知識をしっかりとアウトプットして実践することで初めて読書の成果が発揮されます。

たくさん読書をして知識を身につけ、どんどん自分をレベルアップさせていきましょう。