もう失敗しない!収入に関係なく絶対に貯金できるコツとは?

お金持ちになりたくて脱サラや起業を目指す人も多いと思いますが、起業したからと言ってすぐに稼げるようになるわけではありません。

やはり最初は誰でもお金の無い状態、もしくは今の収入に満足していない状態からのスタートになると思います。

中には全然貯金すらできていない人も多いのではないでしょうか。

年収300万円未満の人の2人に1人は貯蓄がないという統計データもある程です。

起業して上手く稼ぐことができればいいのですが、軌道に乗るまではやはり貯金もあった方がいざという時のためにも安心ですよね。

起業や脱サラを考えている人は、今からでもコツコツと貯金を貯めておくことをおすすめします。

脱サラしてからしばらくの間無収入で貯金もないとなるとお金が必要になった時にどうしようもなくなってしまいます。

現状生活するので精一杯な人はなかなか貯金するのも大変かもしれませんが、そんな人でも上手く貯金できるテクニックを紹介します。

貯金できない人の特徴

まずは貯金できる人と貯金できない人の違いはどこにあるのでしょうか。

同じくらいの収入でも、うまく貯金できている人と、全く貯金できていない人がいると思います。

貯金できない人の特徴として次のようなことが挙げられます。

  1. お金が余った分だけ貯金しようと考えている

給料が振り込まれたら、必要な分だけ使って次の給料日までに余ったら貯金しようと考えている人はほぼ貯金できません。

人は余ったらと考えていても、あればあるだけ使ってしまうのでなかなか余ることすらありません。

これはお金だけでなく時間にも言えることです。

よく時間ができたらあれをしようと決めても、結局なかなか時間が取れずにやらず仕舞いになってしまった経験のある人もあるのではないでしょうか。

お金も時間も作ろうと思ったらあらかじめ確保しておくということが大切です。

  1. コンビニをよく利用する

コンビニをよく利用する人も貯金ができない人に多く見受けられる特徴です。

コンビニというのは通常商品の値段が割高に設定されているものです。

弁当1つ買うにしても、自炊した方が安く上がるのは明らかですよね。

またコンビニは利用者が衝動買いしやすいよう巧みに商品が陳列されています。

目的の物だけ買えばいいのですが、つい必要のないものまで衝動買いしてしまう人も多いと思います。

こういった細かいところで節約できない人はコツコツ貯金するということも難しいでしょう。

  1. 時間にルーズな人

時間にルーズな人はだらしないという印象もあると思います。

時間にルーズな人というのは要するに自分をコントロールすることができない人なのです。

自分をコントロールできないと、お金さえあれば好きなものを我慢できずにすぐに買ってしまうということにも繋がります。

買いたいものでも我慢できずにすぐ買ってしまう人にとっては貯金することも苦痛に感じてしまうかもしれません。

  1. 貯金の目標金額を決めていない

目標額も決めずに貯金したいと思っていてもなかなかできるものではありません。

何か目標を達成したい時は何でもそうですが、目標を決めるというのはすごく大事なことです。

目標が無ければ何のために頑張っているのかわからなくなったり、モチベーションが保てない原因にもなってしまいます。

貯金したいと思ったら、最初に10万円なら10万円、100万円なら100万円と目標金額を決めてしまうのが重要です。

いつまでに貯めるという期限を設けることもかなり効果的だと言えます。

  1. 支出を把握しきれていない

当たり前の話ですが、貯金しようと思ったら収入よりも支出を抑えなければ貯金できるお金も残らないですよね。

会社の経営などでもそうですが、利益よりも経費などがかさんでしまえば赤字になってしまいます。

そうならないためには自分がどれだけの支出があるのかを把握する必要があります。

支出を把握できればもっと出費を削れるかどうかも把握できるし、節約できることがあればその分お金も浮いてきます。

貯金するためには収入を増やすことも大事ですが、出費を節約することも同じくらい重要なのです。

貯金できない人でも貯金できるテクニックとは?

貯金できない人の特徴に当てはまる人もいると思いますが、そういった人でも貯金できる方法はないのでしょうか。

貯金するためのテクニックというものも色々ありますので、紹介します。

  1. 先取り貯金をする

先取り貯金という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

これは、給料が入ったらまず一番最初に貯金しようと思っている金額をすぐに貯金してしまうというテクニックです。

人はお金があればあるだけついつい使ってしまうものです。

最初にお金を寄せておいて、残ったお金で生活するようにすれば確実にお金は増えていきます。

せっかく貯金したお金を下ろさないように注意が必要ですが、お金があれば使ってしまう自分をコントロールできない人には特におすすめの方法と言えます。

先取り貯金をするためにはまず自分の月々の支出を把握することが大切です。

無理な金額をいきなり貯金してしまっても、後々生活が苦しくなって貯金を下ろしてしまいかねません。

そうなってしまっては元も子もないので、自分が1ヶ月生活するのにどれだけのお金が必要なのか把握した上で残りそうな金額を貯金するのがいいでしょう。

  1. 貯金専用口座を作る

貯金するために口座を複数作るというのも効果的な方法です。

最初は貯金専用の口座を1つ作り、それを先取り貯金の口座にすると良いでしょう。

慣れてきたら口座を貯金の目的ごとに作って貯金を分けるのもおすすめです。

私も生活費や欲しい物を買うための口座など目的別に分けて貯金していますが、だんだんお金が溜まってくれば目標に近づいている実感も湧き楽しくなってくるものです。

今は銀行もたくさんありますし、ネット銀行なんかでは1度に複数の口座が持てる銀行もあります。

例えば私が使っている住信SBIネット銀行は目的別口座といって、メインの口座とは別に5つまで好きな口座を作ることができるシステムがあります。

この目的別口座は、お金を預けたら1度メインの口座にお金を振り替えないと下ろせず、ATMなどでは引き出せない仕組みになっています。

1度預けたら簡単には引き出せないので、貯金しても下ろしてしまいそうな人などにはかなりおすすめです。

  1. 固定費を見直す

固定費とは、家賃や保険料、携帯料金など月々の支払いが決まっているもののことです。

これとは反対に、光熱費や食費など使い方次第で高くも安くもなるものを変動費といいます。

節約するために変動費を意識するのはよく聞く話ですよね。

例えば外食を抑えて自炊することで食費を節約したり、節電することで電気料金を抑えたりするのは誰でも考えることでしょう。

しかし、固定費を1度見直すことで月々の支払いがガクッと安くなったり、簡単に出費を抑えることができます。

特に、車の維持費や保険料、携帯料金などの通信費は見直しやすい項目です。

車の場合、現在普通車に乗っている人であれば軽自動車に変えることによって維持費も安くなります。

軽自動車と普通車では車検や自動車税などの金額も変わってくるため、もし軽自動車でも支障の無い人であれば軽自動車に変えることで簡単に固定費を見直すことができます。

もっと突き詰めて言えば自動車を持たないという手もあります。

交通の不便な田舎や家庭のある人には難しいかもしれませんが、車が無くても生活できる環境であれば、車を持たないことで自動車税や車検代といった項目を丸々削減することも可能です。

保険料の場合は自動車保険や生命保険の見直しというものが考えられます。

保険も今の時代たくさんの保険会社がしのぎを削っている状態なので探せば自分にあったお得な保険も見つかると思います。

自動車保険で言えば、例えばソニー損保が提供する「やさしい運転キャッシュバック型」というものがあります。

これは申し込むと届く「ドライブカウンター」を車に取り付け、急発進や急ブレーキを検出することで、その結果から最大20%キャッシュバックされるというものです。

やさしい運転を心がけることで自分の事故のリスクも減らせるし、保険料もキャッシュバックされるので、こういったお得な保険プランを探してみるのもいいでしょう。

保険の見直しとして、あまりにも手厚い保証内容や特約をかけていないか見直してみるというのも効果的です。

いざという時のためにかける保険なのでかけなければ意味がないと思われるかもしれませんが、自分で必要な最低限の保証内容で抑えることで固定費の見直しを図ることができます。

また、自分で貯金するのが苦手な人は掛け捨てではなく積み立て型の保険に加入するというのも一つの方法です。

積み立て型では満期を迎えた時などにお金が戻ってくるので保険料も無駄になりません。

このように保険も色々と見直してみるのも面白いと思います。

まとめ

貯金ができないと悩んでいる人でも色々と工夫すれば絶対にできるようになるものです。

特に、貯金をするためには固定費の見直しや支出の把握などが欠かせません。

これはビジネスにも言えることで、経費の削減や、何が無駄なのか考える力などにも繋がってくると思います。

貯金の目標金額を決めて貯金するのは、ビジネスで目標を決めて達成するのと何か似ていると思いませんか?

目標を達成するためにはどうすればいいのか自分で考える力というのはビジネスで成功する上で必ず必要になってきます。

貯金をすれば自己投資資金などにも使えるし、貯金をしようと思っている人はぜひ参考にしてみてください。